フリーランスが把握しておくべき人月単価
プログラマーやシステムエンジニアとしての実力があれば、フリーランスとして仕事の依頼を受けることもできます。しかし、仕事に関する交渉事などは、自身でこなさなければなりません。
フリーランスとしての仕事が未経験であれば、業界で使われている用語やその意味について、まずなにより把握することがプロトしては必要最小限必要です。仕事を引き受けるのであれば、提供される報酬について特に責任を持っている必要があります。情報技術開発の分野でよく用いられる目安としては、人月単価があります。
人月単価は、技術者一人が人月の間に仕事に携わることにより発生する費用であり、この価格が高いほど技術者として高く評価されていることにもなります。システム開発の会社などでは、独自に人月単価を導き出すための資料を持っていて、それを参考にして開発に必要な費用を割り出します。
フリーランスとしても、開発プロジェクトに参加するなどの場合には、人月単価について意識する必要があります。仕事の内容に対して適切な人月単価であるかどうかについては、相場価格を参考にすることができます。
人月単価に関する業界のおおよその水準があるため、その水準の範囲内で妥当であるかどうかについては、仕事を引き受ける前に事前の検討を必要とします。フリーとして未経験のまだ駆け出しの間は、確かに十分な額については難しいものの、その後の実績次第で額を高めていくことも可能です。参考資料「未経験でもなれる!フリーランスのリアル」などを見て、今できることをしっかりチェックしていきましょう。